アンシンメトリー

手にしたのは自由じゃなく自由のまがいものばかり

オレンジの陽だまり様

愛するオレンジの陽だまり様

あなたとの出会いは、いつだったでしょうか。
わたしは関ジャニ∞をはっきり認識したのは10枚目のSingle、急☆上☆Show‼︎をMusicStationで披露していた時だったので、2009年でしょうか。
認識、といってもこの時点でわたしにとっての丸山隆平という存在は、ただの関西色がくどいジャニーズグループの1人に過ぎませんでした。
2010年、Party Peopleをきっかけにスガシカオ氏のファンとなったわたしが、芸能界で数少ないスガシカオファンを公言してくださる丸山くんに興味と愛着を持ったのは2014年か2015年だったと記憶しています。それまでの丸山隆平とは、勝手にスガシカオ仲間と思っていた、気の合う芸能人、という存在でした。

2016年7月、なぜだか私は丸山隆平くん主演、シェイクスピア マクベスを観劇することとなります。
それはただの自分の気まぐれであり、その時、伊野尾くんの雑誌露出が多くあれもこれもと購入したもののひとつ、QLAPの表紙を飾っていたのが丸山くんでした。美しく、儚い、しかし力強い瞳に、紛れもなく一目惚れをしたのです。

グローブ座という小さな小屋での公演は、もちろん高値で取引されており軽い気持ちで観劇に行くのは難しいと思っていた中、当日券の電話にご縁をいただき、2階の上手側見切れ席ではありますがマクベスを生で拝見させていただくことが出来ました。
あの時の衝撃と景色、丸山隆平の表現したマクベスという英雄の姿をわたしはこれからも脳裏に焼き付けたまま死ぬまで脳内でループさせることができるでしょう。
溢れるばかりの色気と、どこまでも深い狂気、触れたいと思うことを許さないほどの儚さを、あの時丸山くんから感じてしまったことが、わたしの一目惚れという気の迷いともいえる幻想が、現実のはっきりとした好きという感情になるきっかけだったと、はっきりと言えます。
カーテンコールで、見切れ席への配慮を忘れずに、何度もこちらを見上げて丸山くんとしての笑顔を向けてくれたことも、今考えると最高のファンサービスだったのではないかと思うこともありますが、当時はただただ、丸山隆平という存在の奥深かさや可能性、宝の地図を拾った少年のような、これから丸山くんを知っていったら、どんなに素敵な景色を見ることができるのだろうと胸の高鳴りを抑えることが出来なかったのです。

そこからは目まぐるしい毎日でした。
毎日更新のあるwebを日々の楽しみに、過去の映像作品を集め、ラジオを聴き直し(元々ラジオっ子であったために木曜レコメンリスナーでありました)、リサイタルのコンサートのチケットを探し、素敵なご縁をいただきマクベス観劇から1ヶ月後、さいたまスーパーアリーナの地で丸山くんとの再会を果たします。

8月14日、再会した丸山くんはトロッコからこちらを見上げて、オレンジちゃんとして見つけてくださいました。勘違いでもいい、あの時の目を丸くして指をさして、「見つけた〜っ!」とお花が飛んでいるのではないかと錯覚するほどの笑顔をこちらへ向けてくれた瞬間から、アイドル丸山隆平の虜です。


2016年11月26日
丸山隆平くんの33歳のお誕生日です。
関ジャニ∞の中では、2番目に遅いバースデーです。

32歳の丸山くん、出会いを与えてくださったご縁へ感謝はもちろん、素敵な32歳のお姿を見せてくださって、一目惚れをさせてくださって、幻想の気持ちを現実にしてくださって、オレンジちゃんとして見つけて下さって、ありがとうございました。
なにより毎日のweb更新で、丸山くんの言葉をたくさん届けてくださってありがとうございました。


いろんな所で、馬鹿の一つ覚えのように繰り返しておりますが、丸山くんの届けてくださる言葉がなによりも大好きです。
丸山くんの言葉は、どんな想いも温かく包み込んでくれる日差しのようで、丸山くんというオレンジの大きな太陽のような存在からわたしたちに届けてくれるのです。その日差しが心地よくて、時には雲に隠れて、丸山くんが心配になってしまうこともありますが、必ずまた温かいぬくもりを届けてくれるのです。
eighter、まるたー、という場所を、丸山くんが必ずオレンジの陽だまりにしてくれるのです。
毎日をオレンジ色に彩ってくれる丸山くんの言葉は、今日までの半年間で何度もわたしをすくい上げてくれました。


丸山くんは、自分が凡人だと言います。
わたしも、丸山くんは凡人なのかもしれないと思います。
すばるくんのような力強い歌声やカリスマ性も、
亮ちゃんのような類い稀な演技力や強い物言いでも誰からも好かれる愛くるしさも、
安田くんのような万物への愛やアーティスト性も、
大倉くんのような周囲の影響を受けない強い芯や物言いも、
村上くんのようなトーク力や頭の回転の速さも、
横山くんのようなはっきりとした意思表示や、お兄ちゃん気質も、
丸山くんにはあまりないもののように思います。
でも、丸山くんにはわたしの大好きな、まるたーの大好きな言葉があります。それは、前向きなものばかりではなくて、時にはマイナスなこともたくさん届けてくれます。丸山くんの言葉で、丸山くんから見える景色や日常、不安や喜び、いろんなことをはっきりと言葉に乗せてわたしたちに届けてくれます。その一つ一つが丸山くんからのプレゼントで、私たちの宝物です。
webだけじゃない、雑誌、テレビ、ラジオ、コンサート、舞台。どんな場所でも言葉にすることを大切にしてくれる丸山くんは、わたしのヒーローです。丸山くんにとって、メンバーがヒーローなのと同じように、わたしにとって丸山くんは誰よりも近くで背中を押してくれるヒーローです。
アイドルとファンという、絶対的な距離を、言葉で溢れさせてくれる丸山くんが大好きです。


今日、33歳になりますね。
丸山くんの32歳は笑顔に溢れていましたか。別れはありませんでしたか。忘れられない出会いはありましたか。丸山くんの大好きな人たちは幸せでしたか。
丸山くんにとって、楽しくて、嬉しくて、踊りだしたくなるような1年であったなら、その半分をファンとして過ごすことができたわたしも幸せです。
33歳は、どんな1年になるでしょうか。どうか、丸山くんと、丸山くんの大好きなみなさんにとって笑顔が溢れるものとなりますように。そして、少しの運と少しの試練で、丸山くんが34歳になる時365日後、この1年が楽しくて充実して、強くなれたものだったと思えるキラキラした日々となりますように。
おめでとうをありがとう。
オレンジの陽だまりを与えてくれる、丸山隆平様。

2016年11月26日 立夏